Swan Slab~Church Bowl  10月6日(火)

昨日痛めた左手小指が、朝起きて力を入れてみると少し痛みが引いているので、ちょっと安堵する。

k田さんやmつをさんたちと出会ってから、ぼくは毎日のようにテントサイトに遊びに行っては、今日はお互い何をするのかなどの話や、世間話をしていた。

ぼくは、まだ指も本調子ではないし、そろそろルートの方をやりたいと思っていた。

k田さんもせっかくヨセミテに来たのだから、クラックをやりたいと言ったので、じゃあ、簡単なエリアに行きましょうかという話になり、キャンプ4から程近いスワンスラブに午前中行くことにした。

ここでは、5.7や5.9などのクラックを登った。まあ、当然といえば当然かもしれないが、すごく簡単だった・・・。

クラックはほぼ初心者なk田さんは、意外にクラック上手だった。

ここで、色々話している内に、k田さんは東京・福生にある横田基地に勤めていることがわかった。
だから、あんなに英語が上手なわけだ。


昼は再びキャンプ4に戻って、昼食。

その後、今度はシャトルバスに乗って、ビレッジストアで下車。歩いてチャーチボウルに行く。


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  レイバックの入門ルート「Church Bowl Lieback(5.8) 」(両方とも)




このルートは地面でビレイするのなら、70Mロープで足りますが、60メートルだと足りない大変長いルートです。
しかも延々レイバック。スタンスはあまりなく、ほぼスメアリングなのでふくらはぎがぱんぱんになるルートです。
これよりも長いルートがこのヨセミテに存在するとは、果たして信じられるでしょうか!?


二人とも登った後、ちょっと移動してChurch Bowl Tree(5.10b)を登る。

「100万人に登られている」と杉野保氏のコメントがあるとおり、ありえないくらいつるつるだ。

2年前はこのルートを延々トライして、ナッツのセットの仕方を学んだものだが、もうそんなことをする気力がなくなるほどのつるつるさだ。
慣れていないせいもあるかもしれないが、余計に神経を使うルートだ。

k田さんは最初の核心は突破したが、力つきて最後の核心で落ちてしまった。


今日はこの辺で切り上げることにしたが、想像していた以上に意義のある、楽しい一日でした。
# by kaitin-yusei | 2009-11-14 02:38 | ヨセミテでの日々

Tウォール錦糸町 (13日)

今日は雨は大したことはなかったように思いましたが、風が強かったですね。突然吹いた強風により、傘が破壊されました。


今日もTウォール錦糸町に行きました。

大体、金曜日は空いているのですが、天気が悪いのも拍車をかけたのか、がらんとしていたように感じました。


2階の、入り口側の壁がリニューアルされているので、ここをメインに登っていました。

まだ、人工壁の感覚に完全に慣れたわけではないので、あまりつっこんだ言及は避けたいところではありますが、このリニューアル壁のグレーディングは若干辛くなっているように感じました。

数ヶ月前にリニューアルされた、同じく二階のスラブ壁は若干甘めに感じていたので、その反動かもしれませんが。


ピンク、緑、青、黄色とテープ課題をやって、一番難しい赤をやりました。

oさんが、マントルがむずいよ~と言っていたので、どんなもんかと思っていたが、やはり、マントルが難しかった。

スタートも絶望的なアンダースタート・・・。


気を取り直して、同じ壁で他の若者がトライしていたファイル課題がおもしろそうだったので、ぼくもやってみた。3級とかかれていたが、確かに3級くらいに感じた。とてもおもしろい課題だったので、今度みんなに勧めてみよう。

んで、前にトライして登れなかった、oさんの課題をやった。

ぼくが苦労している姿を見て、この課題は2級くらいはあるよね。とmaboさんが慰めてくれました。(oさんのグレーディングは4級!)

maboさんもこの課題に参戦してくれ、力を合わせて、二人とも登ることが出来ました。

めでたし、めでたし。
# by kaitin-yusei | 2009-11-14 01:41 | ボルダリング

Camp4 Boulders 10月5日(月)

昨日は断続的に雨が降ったため、レストとした。


今日もボルダーをした。

2年前に小澤信太さんに勧められて、村田と一緒にトライしたキャンプ4ボルダーの課題に、Bachar Cracker(V4)がある。ぼくは、離陸すら出来ずに事実上撃沈された課題で、今回のツアーでは絶対に登ってやると思っていた。

今日これをやろうと思い、同じくキャンプ4ボルダーのV1のトラバース(3日前にやったやつ)でアップをしたら、左手の小指が痛くなってしまった。

ちょっとショックを受けつつ、クラックのボルダーだから大丈夫かな?と思い、そのままBachar Crackerをトライしに行く。

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Bachar Cracker(V4) 美しいクラックのボルダー。スーパートポのヨセミテベストの一つに選ばれている。





一番下にある、フレーク状のガバからスタートする。出だしのクラックはワイドハンドぎみ。1手程進むとガバなハンド、さらに進むとシンハンド、フィンガーとなる。最後の甘いフィンガージャムから、右側にあるホールドをとるところが核心。
この核心は肉体的な意味でも核心なのであるが、精神的な意味合いでも核心と呼べるであろう。なぜなら、絶妙な位置に尖った岩があるからだ。


2年ぶりに見るBachar Crackerは全然変わらず、全くもって美しかった。

さっそくトライを始める。

相変わらず、スタートがきつい。スタートだけで、一体何分解決に時間がかかっただろうか。

何とか離陸出来たところで今度は核心の方を練習するが、左手のフィンガーが甘く右手が離せない。


小1時間たったところで、アメリカ人がトライしにきた。
二人で登っていたので色々話したのだが、名前はクリスチャンといいフロリダからきたようなのだが、あちらこちらを旅しながら、クライミングをしているという。

すごく落ち着いているので、同い年か年上かな?と思っていたのだが、聞いてみると19歳!だというのでびっくりした。

フロリダ州のクライミング事情なども聞けて楽しかった。


Bachar Crackerを二人でやっていたが、全然進展がないので、クリスチャンの勧める課題をやってみることにした。
The Font Problem(V6)という課題である。左手の状態が気になったが、カチ持ちすれば大丈夫というのがわかった。


ガイドをやっているというイタリア人ものちに加わって、3人でトライしていた。
バッハみたいな髪型をしたイタリア人は気合いのかけ声とともにあっけなく登ってしまった・・・。

クリスチャンはこの日、ヨセミテを出るらしく16時位には帰っていったが、ぼくは日が陰るのを待ってから再びトライしたら、登ることが出来た。
# by kaitin-yusei | 2009-11-13 17:36 | ヨセミテでの日々

Midnight Rightning(V8)  10月3日(土)

Mつをさんたちが、ミッドナイトライトニング(V8)をトライするというので、ぼくも混ぜてもらうことにした。

この課題はクライマーならみんな知っているだろうと思う。それだけ、有名すぎる課題である。
昔の岩と雪に、今は亡きジョン・バーカーがこれを登っている写真があり、それを見たときぼくは心からすげ~と思った。

これの初登はジョン・バーカーとずっと思っていたけど、初登はロン・カウク。ぼくが今回滞在している期間に、ロン・カウクがいたらしい。キャンプ4をうろちょろしてるという目撃情報を幾度となく得ることが出来たが、残念ながら、会うことは出来なかった。

それで、この課題には有名なムーブがある。これもきっと知っていると思うが、最後の核心のマントルだ。
きっとミッドナイトライトニングしかやらんだろうと思われる、この特殊なマントルであるがこれが非常に恐ろしい。

このマントルで変な体勢で落ちると大惨事になりそうなのだ。(でもそうそう怪我はしないと思うけど、マントル時の緊迫感が凄い。)

という感じで、少々前フリが長くなったけど、とにかく、登る前から心臓ドキドキでした。
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              これは、離陸時の体勢です。


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  1手目をとりました。ぬめると保持するのがきつい・・・。



このあと、左手で一回カチを中継したあと、割といいカチを保持して・・・



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  所謂、ライトニングホールドと呼ばれているホールドにランジ!ですが、この日のトライではこの次のムーブをおこせず、落ちてしまいました。


Mつをさんは何度かランジをとめていた。その後はライトニングホールドを両手持ちするのだが、そこでマッチ出来ずに落ちていた。


R-まくんもトライしたが、指の先端までテーピングがちがち。ちょっと大変そうだった・・・。


右手の前腕の付け根が張ってきたので、まだ昼過ぎだったが終わることにした。
# by kaitin-yusei | 2009-11-13 15:17 | ヨセミテでの日々

Camp4 Boulders 10月2日(金)

昨日早く寝過ぎたので、夜中に目が覚め、非常に空腹を覚えたので軽く食べることにした。

朝も6時には起き、食事をすませたあと、パートナー探しを兼ねて日本人がいないか、キャンプ4をぐるりと一周することにした。

まだ7時くらいだったので、みんなあくびをしていたり、朝食を作りだすころだった。

あっ、エスパースがある。エスパースは日本でしか販売していないはずなので、持ち主はほぼ間違いなく日本人だろう。

他にいないかな?とほとんど一周し終わるころに、見た目が日本人のひとと、目があった。お互い、あれ?どっかで見たことがあるなあ?どこで会ったっけ?という顔になる。ぼくは全く思い出せなかったが、むこうから、「2週間前くらいに、御岳で会いましたね」と言ってくれ、やっと思い出した。

前にZくんと泊まりがけで御岳行った時にちょっと話した人だった。まさかこんなところで、再会するとは。御岳に誘ってくれたZくんに心から感謝した。

その、K田さんは、R-まくん、Nりさん、Mつをさんの4人で来ていて、この出会いがきっかけになってみんなと仲良くさせてもらうことができた。


ちょっと世間話をしたあと、一人で、ボルダーしに行くことにした。
久しぶりにするクライミングだったし、指の状態もよいとも言えなかったので、本当に軽く登ることにした。

キャンプ4ボルダーの2年前にも登れている、V0やVBなど。

今回初めて触ったが、V1のトラバースの課題がえらく難しかった。
一緒に登っていたアメリカ人から、別に貸してくれとも言ってないのにクラッシュパッドを貸してくれたので、これまた昔登ったV3を登って、今日は終了とした。



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# by kaitin-yusei | 2009-11-12 00:29 | ヨセミテでの日々


フリークライミングインストラクター・橋本明のブログです。日々のクライミングやスクールの模様を書いています。


by ちゃおべん丸

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ちゃおべん丸について

屋号 ちゃおべん丸
名前  橋本 明

【公社 日本山岳ガイド協会】フリークライミングインストラクタ―
法政大学体育会山岳部コーチ



主な登れたルート
【スポートクライミング】
惊雷(5.14a)
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