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小川山

9ヶ月ぶりに、小川山に行ってきた。
親指岩には、小川山レイバック、クレイジージャムという非常に有名なルートがあるが、端っこに申し訳ないように「天まであがれ」というB面的な存在のクラックが存在する。
ぼくは、昨年八月に一度トライする機会を得たのだが、ムーブをすべて解決した段階で終わってしまっていたのだった。

今回はその親指岩に行く貴重な機会を得ることが出来た。
最初に小川山レイバックでアップし、その後クレイジージャムで体中を起動させる。

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天まであがれ(5.12a)



出だしの核心は全くジャムは出来ない。
両手ガストンから左手でアンダーを差すところが一番トリッキーで難しかった。
三回目のトライで完登することは出来たが、核心部分をプリセットした。完登した後思えば自分でセット出来たかなあ?とも思ったが、もし核心越えた直後で落ちたらお陀仏っぽいので、無理はしなかった。
出だしのガストンムーブが出来ちゃえばあとは気合と根性の世界だった。
by kaitin-yusei | 2011-05-26 23:07 | クラッククライミング

衝立岩中央稜~衝立尾根~烏帽子尾根~一ノ倉岳~西黒尾根

衝立岩中央稜の続きです。

衝立尾根上は、それだけで完結できそうなバリエーションルートといっても過言ではない。
コンテとスタカットを交えながらの登攀となった。
ぼくはぎりぎり余裕を持ってアプローチシューズで登攀するような(Ⅲ級程度)ところもでてきた。
難しい箇所は、ビレイ点が設置されている。
懸垂岩まで30~40分と書いてあるが、1時間ちょいかかってしまう。

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途中に咲いていたきれいな花。なんていう名前なのでしょうか?



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烏帽子尾根上。衝立尾根と違い、大分歩きやすくなったが、一箇所ロープをだした。
分かりづらいけど、切れ落ちたナイフリッジを通過中のソーダ君。


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やっと縦走路に合流した・・・。



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一ノ倉岳山頂にて、力尽きるソーダ君。
昨日から調子が悪そうだったのだが、ここにきて疲労がピークに・・・。ちょっと困ったぞ。



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西黒尾根に入ると、残雪がべったり。
一箇所どうしても降りられないところがあり、懸垂下降した。(ピッケルをもってなかったので)
ピッケルがないと緊張するところが他にもあったが、雪訓並みのキックステップで頑張りました。
太陽が低くなり、気温も下がりだすとソーダ君が俄然復活した。どうやらシャリバテだったようだ。



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厳剛新道に入るといきなりこんな斜面が。
ここは雪が硬かったので通過をあきらめる。
ちょっと遠回りになるけど、西黒尾根から降りることにした。

西黒尾根を降りている最中に日が完全に暮れてしまった。
結局マチガ沢のテン場についたのが21時だった。
過去にもこれくらい長い行動をしたことはあったが、今回はまだ全然余裕があった。
予期せぬことも何度かあったが、うまくことが進んでよかった。
しかし、二人のミスで3時間はあきらかにロスしているから、これを反省に次回の山行に生かせればと思う。


BC出発(5:10)~中央稜取付(7:20)~終了点・衝立尾根(12:20)~懸垂岩(13:40)~一ノ倉岳(16:00)~西黒尾根(17:45)~BC着(21:10)
by kaitin-yusei | 2011-05-25 09:35 | マルチピッチ

衝立岩中央稜(5/19)

翌日は衝立岩中央稜を登る。今回の山行のメインディッシュだ。

一ノ倉沢の雪渓を歩いているとテールリッジ末端に一組クライマーを見かける。
テールリッジ上で追い越したが、見覚えがある人だった。
河又によく通ってた頃によくいた、絵を書くのが上手なおじさんによく似ていた。(ていうか本人?)
おじさんパーティーは衝立岩のダイレクトカンテを登るらしい。

昨日すべてのフィックスの状態を確認したので、すべてごぼうで上がった。
しかし、テールリッジ末端にあるフィックスは気をつけた方がいいと思う。
よく見ると抜けたリングボルトのリングだけでロープが連結された部分がある。

前日よりも円滑に取り付きに到着し、しばし休憩した後登り出す。


1P目はちゃおべん丸リード。
最初のクライミングなので、体がぎごちない。余計に恐怖感を覚える。
ビレイ点でソーダ君をビレイしていると、さっきの河又おじさんに、2P目のでだしは脆いから気をつけたほうがいいよーとダイレクトカンテの取り付きから言われる。
2P目を見ると脆いのは明瞭だったし、そもそもこういう危険地帯に自ら入るということは、リスクをすべて背負うということだから、正直余計なお世話としか感じなかったし、不愉快だった。

2P目はソーダ君リード。
やっぱり脆かった・・・。簡単だけど。
ここのルーファイは気をつけたほうがいい。ニセビレイ点があるので、それ目指して突撃するとハマります。
しかも沢山の人が間違えたと見えて、岩もきれいだ。
ここで、ラインを間違え(ここをリードしたのはぼくだった)、2時間近くロスしてしまう。懸垂してロープがスタックして登り返しとかしたので・・・。

気を取り直して3P目もソーダ君リード。
A0するらしいんだけど、どこでえーぜろするんでしょうか???

4P目ちゃおべんリード。
核心のピッチ。はっきりいって、脆い。技術的には落ちる気は全くしなかったが(勿論エイドはなしよ)、浮石が多い。フェイスの方を登ったからかもしれないけれど。今度登る機会があれば、チムニーのライン行きます。

5P目ソーダ君リード。
核心が終わって一安心。簡単。

6P目ちゃおべんリード。
このピッチは岩が非常に硬く、しかもきれいなクラックが走っており、超快適だった!!!
このために、このために、いままで登ってきたんだー!(言いすぎ?)
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オレのクライミングの真っ最中デス(分かりづらいけど岩も最高。)


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あとはクールダウンの如く簡単なピッチが二つ程続いたが・・・。


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暇だったので、雪渓をパシャリ。



結局最後のピッチでちょっとひーこら言わされたのだった・・・。

この後、稜線まで抜けましたが、意外と難しかったです。
ちょっと長くなったので、また次回。お楽しみに~。
by kaitin-yusei | 2011-05-24 23:17 | マルチピッチ

一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜(5/18)

朝一の電車で土合駅に到着し、マチガ沢にテントを張る。
そのまま一ノ倉沢へ。

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テールリッジのFIXが張ってあるところは、昔じんコーチと一緒に登ったときロープをだしていた気がしたのでロープをだした。(翌日はFIXの状態が分かったのでごぼう)
パートナーのソーダ君は縦走用登山靴を使っていたので、テールリッジは歩きにくそうだった。(ぼくはアプローチシューズ。快適だった)

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4P目をフォローするちゃおべん丸


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5P目をフォローするソーダ君
このピッチで、ガシガシ登っていたら、途中でラインを間違えボロい岩を登るハメに・・・・。ちょっと無理やり正規のラインに合流。


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最終ピッチを登るソーダ君。
どこにいるでしょうか???


壁には他のパーティーがいなかったので、非常に静かな登攀となった。
4回の懸垂で取り付きへ。さらに取り付きで一回の懸垂。
テールリッジでは2回ほど懸垂した。
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マチガ沢BC(10:00)~南稜取付(12:15)~登攀終了(14:20)~BC着(17:30)
by kaitin-yusei | 2011-05-23 12:23 | マルチピッチ

湯川

湯川に初めて行ってきました。
ちょっと遠かったですが、きれいなクラックがずらりと揃っており、来た甲斐がありました。

トライしたルートはすべてオンサイト出来ましたが、グレードが辛いと思います。

特にテレポーテーションは明らかに11台のフィンガークラックだと思いました。
下部も登り応え十分。
クラックも美しい。


サイコキネシスも辛いと感じました。
のっけからパワー全開のフィンガーとサムカム、上部は簡単ですがオフィズス。
奮闘的で楽しかったです。

結構人がいたので、満足に登ることはかないませんでしたが、3ヶ月ぶりのクラックだったので、よいトレーニングになりました。
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そうそう、ほかのクライマーが話していることで気になったことが一つ。
レイバックになっちゃいけないってやたらと言ってましたが、湯川のクラックの形状ではレイバックで登るのが正攻法だと思う。
レイバックではリードの時、プロテクションが入れられないという先入観があるかもしれませんが、そういうことはないと思う。
それなりに技術がいるとは思うけど・・・。
ぼくの中では、レイバックを制する者はクラックを制すると考えている。
ただ、小川山レイバックを一瞬でもレイバックするとすれば、それはジャミング技術が足りないと考えたほうがいい。
余計なお世話でした。
by kaitin-yusei | 2011-05-21 23:05 | クラッククライミング

一ノ倉沢・南稜、衝立岩中央稜

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南稜と、中央稜、無事登ってきました。
by kaitin-yusei | 2011-05-20 23:02 | マルチピッチ

谷川岳に行ってきます

明日から金曜日まで(18日~20日)、谷川岳の一ノ倉沢烏帽子沢奥壁・南稜と、衝立岩の中央稜を登りに行ってきます。
震災後、久々の岩が谷川だなんて・・・。なんとコアなんでしょうか。

パートナーは上智大学山岳部のH川氏ことソーダ16君です。

遊んでまいりまーす。では。
by kaitin-yusei | 2011-05-17 21:02 | お知らせ

我的GW

いつも当ブログをご覧の皆様(いるのかな??)、全く更新してなくて申し訳ありません。

相変わらず元気に過ごしておりますが、先の震災以降、全く外岩に行っておらず、欲求不満な日々です。ハイ。
こんなワタクシをあわれに思ってくれる方、どうか岩場に連れて行ってくださいまし。(出来れば花崗岩、そして割れ目があるところ♪)

ゴールデンウィークに、みなさんが帰省したり、岩に行ったり、山に行ったりと超羨ましい、というより妬ましいことをやっていらっしゃる最中に、ワタクシは帝おうるでバイトに勤しんでおりました。
錦糸町、大岡山、江戸川橋をぐーるぐる。いやー疲れましたよ。
ちゃおべん丸には恐らく似合わないであろう店番。レジうち。
しかし、一番緊張するのが電話が鳴るとき。
いつも危うく前日働いていた店を言いそうになるんですよ。毎日変わっていたから。
まあ、毎日勉強な日々でしたね。

登りの方は、新発見した部分、成長を感じる部分がありましたが、何より岩場に行きたいものだ。
ゴールデンウィーク明けたら途端に天気悪いけど・・・。
早くクラック触りたいぜー。
by kaitin-yusei | 2011-05-12 06:05 | その他


フリークライミングインストラクター・橋本明のブログです。日々のクライミングやスクールの模様を書いています。


by ちゃおべん丸

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ちゃおべん丸について

屋号 ちゃおべん丸
名前  橋本 明

【公社 日本山岳ガイド協会】フリークライミングインストラクタ―
法政大学体育会山岳部コーチ



主な登れたルート
【スポートクライミング】
惊雷(5.14a)
Lightning(5.13d)
Gin&Tonic(5.13c)
門前払い(5.13b)
スティングレイ(5.13b)
四国第二国道(5.13b)
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【クラッククライミング】
Cosmic Debris(5.13b)
Hang Dog Flyer(5.12c)
叮咚(5.12)
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春うらら2ピッチ目(5.12a)
Leave It to Beaver(5.12a)
タコ(5.12a)
天まであがれ(5.12a)
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【ボルダリング】
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