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Half Dome Regular

午前までは、ハーフドーム登攀のための準備をしたり、買い物したりパソコン室に行ったりして過ごす。
昼過ぎになって、トレイルヘッドパーキングに駐車し、食料もフードボックスにいれ、パッキングして出発した。
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ホールバックの荷物を少しでも軽くするため、このように分担することにしたが、結構不快だった。
なので、こまめに荷物を交代することにした。


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のちのち、観光客に「ヌードルモンスターだね!」といわれる・・・。



ミラーレイクを少々進んだところにある踏み跡から、アプローチする。
トポに記載してあるとおり、5.6~5.7までのクライミングしなければならないところには、フィックスロープがたれていたが、荷物を背負ってのゴボウやクライミングは厳しく、一度荷揚げをした。

2カ所くらいフィックスを通過すると、斜面に完全に水が流れていて、どうみても徒渉しなければならないようだ。どこから渉るべきかジュニアさんと意見が分かれて、ぼくはジュニアさんが裸足で通過した部分よりさらに50M程上流から渉ることにした。
しかし、意外と傾斜があって、結局断念したが、その上がってきた斜面も濡れていたりして悪かったので、結構つらいクライムダウンをするはめになった。
結局、ジュニアさんのルートファインディングが正解だった。
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最後のフィックスを無事通過して、やっと一安心と思っていたら、踏み跡の先に残雪がべったりついていた。
とてもピッケルなしでは通過出来ない傾斜だったので、仕方なく巻いて藪こぎをすることにした。
あれやこれやしているといつの間にか19時近くになっていた。
あと1時間で日が暮れる。ようやくハーフドームの目の前まで来て、あとは左にトラバースするだけだったが、ビバーク地を探すことになった。
幸い、広いテラスを発見して、そこでビバークすることにした。
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ビバーク地



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レギュラーはまだ先だ・・・



アプローチを歩いている時にずっと頭から離れなかったことが、二人とも全く一緒だったのは非常にびっくりした。もう登らない方がいいのではないか・・・。すでに登攀意欲は落ちていた。
実際まだ3Pフィックスするどころか、取り付きすらも到着していない。
3日後、雨の予報もでていた。そして、降るはずがないのに、夜から雨が降ってきた。

結局、明日はハーフドーム登攀はせずに、下山することになった。
by kaitin-yusei | 2010-06-16 23:54 | ヨセミテの初夏

After Six

ビッグウォールクライミングのために、フリークライミングもやっておこうということで話が一致し、ナットクラッカーを登りに行こうということになった。

ピクニックエリアに行くと、案の定ナットクラッカーは、遠目に見ても非常に混んでいるのが分かった。
しょうがないので、誰も取り付いていないマルチピッチのアフターシックスを登ることにした。

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まあ、当たり前といえば当たり前だが、あっけなく終わってしまって、全くトレーニングにならなかった・・・。

でも、歩いて降りてきて片づけをしているとぽつぽつ雨が降ってきたので、無理にナットクラッカーに取り付かなくて良かったと思った。


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下降を終えてピクニックエリアに向かう




夕方から、ハーフドームの登攀のためのギアの準備をして、その後夕食を済ませたあと、一人でボルダリングをすることにした。
ジュニアさんの作ってくれた(ぼくも当然手伝った)料理をたらふく食べてしまったので、一人でコーヒーをすすりながら、ぼーとしていた。
ヨセミテに来てからというもの、あまりよくない出来事が多かった。
ぼくの腕時計は壊れる、ジュニアさんのパソコンも故障する・・・。
ヨセミテは、ぼくらの訪問をほとんど歓迎していないような気がしたし、ぼくはぼくで、すでにヨセミテから心が離れかけていた。
早く日本に帰りたいと願っていた。
あるいは、他の国の岩場にいきたいと思っていた。その第一候補が中国の桂林だった。

午後10時位になって、例のタイタニックボルダーに行った。
「The Bulge Traverse(V7)」を本気トライを始めて、2,3回で完登することが出来た。
この課題は、ヨセミテ内にあるV7のなかでも、難しい部類に入ると思うので、本当にうれしかった。
by kaitin-yusei | 2010-06-15 23:55 | ヨセミテの初夏

Washington Column 「South Face(Ⅴ5.8 C1)」

ビッグウォールクライミングの本格的なトレーニングを行うことにしたので、入門ルートとして有名なワシントン・コラムのサウス・フェースに登りに行くことになった。
トポを見る限り、一部5.11台のクラックのピッチも含まれるが、オール・フリーでいけるルートでもある。

アワニーホテルの駐車場に車を置いて、そこからホーストレイルを歩いて取り付きにゆく。
1Pはぼくがリードすることになった。
フリーで登っても非常に簡単ではあるが、エイドの練習を主にやるつもりだったので、クライミングシューズは持参せず運動靴でリードした。
しかし、一部フリーで行かないとどうしょうもない部分もあったりして、とても怖い思いをした。

後半部分で左にトラバースぎみに進まないといけないのに直上してしまい、最後にエイドでもフリーでもお手上げ状態になってしまって大変だった。
無理矢理フリーで突破して(勿論運動靴で)、その後キャメロットC3の1番を決めて全体重をかけたら、突然すっぽ抜けてしまった。
壁に完全にくっついていたので、文字通り大根下ろしになってしまって、左の前腕に擦り傷をつくってしまった。
落ちたことにより、振り子で元のラインに戻れたので良かった。
ジュニアさんは恐怖のトラバースをするハメになってしまったが・・・。
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1ピッチ目の終了点


2ピッチ目はフリーで行くと11c。
1ピッチ目と違い、壁が被っているのでエイドしやすい。ぼくリード。
このピッチはそこそこ長かったので、最後の方は単調なアブミの掛け替えに飽きてしまって、苦痛になってしまった。
ぼくが、フリークライミング畑出身だからという訳ではないと強く思うが、絶対にエイドよりフリーの方が合理的だし、何より楽しいと思った。
ぼくは、このピッチでエイドクライミングは正直お腹いっぱいになってしまった。
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2ピッチ目が終わった段階で、すでにリミットまであと1時間くらいになっていたので、次のピッチで下降することにし、ジュニアさんがリードすることになった。
3ピッチ目はエイドで前進するというより、フリーですいすいいった方がよかったようだった。運動靴でいくより、ちゃんとクライミングシューズ履いてエイドした方がよいと、この時学んだのだった。

下降は、荷下げが加わるので少々めんどくさく、慣れていないので時間がかかってしまったが、一応敗退時のロープワークも学ぶことが出来た。


夕方から再び一人でボルダリングをすることにした。
タイタニックボルダーの、V7の後半部分にあたるV6をトライすることにする。
この課題は昨年すでに完登しているが、確認がてらもう一度登ることにしたのだ。
最後にガストンぎみのリップにランジするので、失敗すると半回転しながら落ちるが、今回は特に怖さは感じなかった。
予想外に時間がかかってしまったが、再び完登することが出来た。
トラバースから、V6に合流するムーブも確認した。あとは繋げるだけになった!
もう大分前に暗くなった道をヘッドランプを灯しながら帰ることにした・・・・が、途中明かりが動物の目に反射した!ぜってぇブラックベアだよな~。
ここの森に最低1頭は定住している気がする・・・。
by kaitin-yusei | 2010-06-11 15:47 | ヨセミテの初夏

ヨセミテ国立公園入園~El Capitan Base

早朝4時には起床し、Camp4に向かう。

6時にCamp4に到着し、並ぶことにした。すでに先客がいた。
この時期は、すでにヨセミテ・バリーでは行楽シーズンを迎えており、Camp4を含むすべてのキャンプ場、並びにすべての宿泊施設はFULLだ。
この時期すでに毎日の様にCamp FULLになるCamp4が、1番宿泊出来る可能性がある場所だというのだから、如何に人が多いか想像に難くないだろう。

2時間のあいだ、交代で並び、無事受け付けることができた。
その後、テントをたてたり沢山買い出しした食料を運んだりした。

もう、Camp4にはたくさんの思い出でいっぱいだ。
特に昨年のヨセミテは本当に楽しかった。
そして、Camp4に来たら、きっとこういう感情に支配されるであろうということもわかっていたが、楽しい思い出の中には、すでに思い出すだけで悲しくなるようなこともある。
出会いと別れ、それがこれほど心に深く刻まれることに、今までまったく知らなかった。
それでも、夢に見る程の憧れの地、Camp4に来たのだから、感動の一つでもあるのかと思いきや、そういうのは全くなく、むしろ冷たいほどのよそよそしさしか、感じることが出来なかった。

用事を済ませると、さっそくエイドクライミングの練習をしに、エルキャピタンベースにいくことにした。
フリークライミングのトポは二人とも持っていなかったが、ここなら大体どのクラックがどれくらいのグレードか分かっているので問題はない。
週末なのでそこそこ混んでいたが、とりあえず空いていた5.8くらいのクラックで練習をすることにする。
ぼくは、今回が全くの初めてだったので、ジュニアさんに基本的なエイドの技術を教えてもらい、お互いリードとユマーリング、そして荷揚げの練習を一通りして、明るいうちにCamp4に引き上げることにした。

Camp4に戻った後、一人でボルダリングをすることにした。
昨年触ったが、全く出来なかったタイタニックボルダーのV7のトラバース部分を解決することが出来た。
それには、自分の成長にちょっとびっくりした。
後は、昨年登っているV6部分につなげるだけなので、次回やる時にもう一度登ることが出来れば、V7完登にかなり前進することになる。

完全に暗くなってから、Camp4に戻った。

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by kaitin-yusei | 2010-06-10 09:50 | ヨセミテの初夏

出発

ぼくは、心の整理が出来ていないまま、出発の日を迎えることになった。

行くべきなのか、行かざるべきなのか・・・。今、自分を取り巻く環境を考えれば、自然と答えは出ようものなのに・・・。
数ヶ月前までは、「かの地」に行けることに、非常にわくわくしていたはずなのに・・・。
今の心境は複雑だ。

しかし、「かの地」-ヨセミテ-でクライミングしている自分を想像すると、クライマーとしての「我」が、急にうずきはじめることに全く変わりはなかったのは、それはそれで事実ではあった。


空港に着いて、入国審査を受ける。語学力が如何せん無いのと、過去二回審査官にいちゃもん付けられたので、よい記憶はない。
結局・・・二回も受けるハメになって、根ほり葉ほり質問ぜめにあった。もう最悪だ・・・。

すでに、荷物は誰かの手によって、ぽつんと置かれていた。

到着ロビーにゆくと、すでに今回のパートナー、通称ジュニアさんと無事合流することが出来た。
今回のパートナーであるジュニアさんとは、去年のヨセミテで出会った。
ほぼ、同時期にキャンプ4入りしていたが、話す機会がほとんどなく、初めて話したのは帰る一週間前くらいだった。
結局一緒に登ることはなかったが、一旦話し出すと意気投合し、来年一緒にビックウォールやりましょうという
話になって、今回の計画が実ったのだった。

ジュニアさんの自家用車で、途中、山道具屋やスーパーに寄りながら、ヨセミテに向かった。
しかし、こうやって落ち着いて見てみると、USAという国は何でもスケールがでかい。
道路は片側6,7車線あったり、スーパーに売っている牛乳はガロン単位で売っている。1ガロンは3,78リットルだ。


ヨセミテまであと2時間弱というところで、今宵は車中泊することになった。

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by kaitin-yusei | 2010-06-09 09:44 | ヨセミテの初夏

ご無沙汰しております…

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すっかりブログを放置プレイしてしまいました。

実は、ワタクシ橋本は「出張」しておりました。

写真はその時のひとコマ。


正直疲れておりますが、色々と勉強になって良かった。今回のパートナーからも沢山刺激をもらいました。

事後報告になりますが、のちほど当ブログにて報告致します。

今は帰宅途中の電車です。


橋本
by kaitin-yusei | 2010-06-04 15:35 | その他


フリークライミングインストラクター・橋本明のブログです。日々のクライミングやスクールの模様を書いています。


by ちゃおべん丸

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屋号 ちゃおべん丸
名前  橋本 明

【公社 日本山岳ガイド協会】フリークライミングインストラクタ―
法政大学体育会山岳部コーチ



主な登れたルート
【スポートクライミング】
惊雷(5.14a)
Lightning(5.13d)
Gin&Tonic(5.13c)
門前払い(5.13b)
スティングレイ(5.13b)
四国第二国道(5.13b)
シンデレラボーイ(5.13a/b)
虎の穴(5.13a)
カリスマ(5.13a)
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【クラッククライミング】
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