カテゴリ:アメリカツアー2015( 21 )

Owens River Gorge(7月21日)

Owens River Gorgeは、昔山岳部の先輩たちが登りに行って、すごいところだぞと聞かされていたこともあり、是非登ってみたいと思っていた。
登りたい岩場は西向きなのでこの季節だと午前中しか登れない。早起きしてマンモスレイクからOwens River Gorgeへ向かう。

Owens River Gorgeはどちらかというとビショップよりに位置するので、乾燥した荒涼とした大地にある。Upper Gorgeエリアの最寄の駐車場に車をおいてゲートをくぐる。天変地異でもおきて大地が裂けたのか!と思うくらい、呆気にとられるような巨大なゴルジュが目の前に現れる。
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一般車は通れない車道から急な踏み跡を下る。5分10分でGotham Cityというエリアに着く。

Boy Wonder(5.11a)☆☆☆     (写真提供 先輩)
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Dr.Evil(5.10a)☆☆☆☆☆       (写真提供 先輩)
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Flex your Head(5.11c)☆☆☆☆☆ (写真提供 先輩)
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ここの岩場は火山性凝灰岩という岩質らしい。花崗岩じゃないしグレードのわりに登りやすいだろうと思っていたが、案外難しかった。それほど沢山登ったわけではないが、Dr.Evil(5.10a)は面白くて本当に素晴らしいルートだった。
Flex your Head(5.11c)も弱点をついた素晴らしいフェイスルートだが、あたまを使う好ルートだった。

太陽が当たりだすと、いられないくらい暑くなる。マンモスレイクに向けて車を走らせると、雨雲が山脈の方からマンモスレイクあたりまでかかっているのが見えた。雨雲はビショップまではこない。これがビショップとマンモスレイクの気候の違いをつくっているのだなと思った。
マンモスレイクに戻るとビジターセンターで天気予報の確認をし、素晴らしい品ぞろえの山道具屋さんでトポを購入。そしてビショップで馴染みとなったスーパーのボンズで買い物をしてキャンプ場に戻る。
翌日は最後の登攀となる「Incredible Hulk」にゆくため、マンモスレイクを去る。

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by kaitin-yusei | 2015-11-03 23:12 | アメリカツアー2015

Transpire Wall(7月18日),DIke Wall(7月20日)

7月18日 Transpire Wall
Lee Vinigからヨセミテ・トーラミの間には、ショートルートの岩場が点在している(Lee Vining Canyon area)。そのなかの、Tioga Cliffという岩場が一番大きく、5.12台や5.13台の高難度ルートがあるようだ。
そのTioga Cliffから1.4マイルLee Vinigへ下ったところにある、Transpire Wallに行った。
標高が2600mあるので日陰のうちは快適に登れるが、次第に太陽が当ってくると暑くなってくる。
10aから11dまで3本登る。
花崗岩のフェイスルートで、バランシ―なクライミングが楽しめた。

Transpire Wall
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7月20日 Dike Wall
19日、山は何日間か天気が悪いようなので、キャンプ場を移動することにする。タイオガレイクから先日見学にいったマンモスレイクのキャンプ場へ移動する。
タイオガレイクは景色のよいキャンプ場だったが、非常にこじんまりしていてお互いのキャンプサイトが近く、少々騒がしいところだった。マンモスレイクのキャンプ場は町中にあるとはいえ松の木の多い静かなところだ。

20日、マンモスレイクから車で10分。20分程度のアプローチにある岩場Dike Wallにゆく。
縦にきれいなダイクが沢山走っている。
北面のエリアは、短い垂壁のルートが多い。まずはこちらから登る。太陽が移動してきて東面が日陰になると、東面で登る。10cから12aまで登った。
最後に登った東面エリアのルート、「Secret Agent Man(5.12a)」は長く素晴らしい奮闘的なルートだった。先に登った北面の短い5.12aが割と登りやすかったので舐めてかかったら、大変な目に遭いました(笑)しかし、会心のクライミングでオンサイトすることが出来た。
実は花崗岩フェイスの5.12aオンサイトは今回の二本が初めて。
非常に充実したクライミングだった。

Dike Wall
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by kaitin-yusei | 2015-10-18 19:00 | アメリカツアー2015

Third Pillar of Dana (7月17日)

湖のすぐそばにあるからか、夜露がひどく、気温も低かったので車のフロントガラスは凍っていた。
タイオガレイクの駐車場まで車で移動し、そこから歩く。トポにアプローチは2~3時間と書いてあるが、ほぼ3時間かかってThird Pillar of Danaの頂上付近に到達する。
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Third Pillar of Danaを登りきると、そのままアプローチしてきた道を通って帰ることが出来る。
問題は取り付きまでの下降路だ。
あとからやってきたパーティーに素直についていけば良かったが、我々が見当つけていた岩稜を降りて見ることにしたが、これが結構悪かった。途中でうまく正規の下降路に合流することが出来たのでよかったが、余計に時間をかけてしまう。下降に一時間もかけてしまった。取り付きまでアプローチにかけた時間は合計で4時間となる。

もう少しでThird Pillar of Dana「レギュラールート(5.10b 5P)」の取り付きだ。下の方に先行パーティーがいる
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ノーマルスタートと、ダイレクトスタートと、二つ取り付きがあるが、1ピッチ多く登ることのできるダイレクトスタートから登ることにした。
1Pと2Pは岩塔が次から次へと重なったかのような形状をしていて、クライミングはそこまで難しくないが、逆にどこでも登れそうな感じがするので、ルートファインディングが求められる。
3Pからすっきりとした岩壁となり、面白くなってくる。核心のピッチを含む後半ピッチは先輩リードだ。
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トポに「分離したフレーク」と書いてあるように、もげたら大惨事となりそうな巨大フレークにジャミングして登ることもあった。4P、5.10cのバリエーションを登ることにしたが、プロテクションは乏しいなかでのスメアリングを駆使する絶妙なレイバックだ。これはリードしなくてよかったと思った。

5P目。上の方にはがれそうなフレークがあるが、これにフィンガージャムを決めて登る。スクイズチムニーとして登ることもできるようだ。
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最終ピッチをリードする先輩。スーパートポ「ハイシエラクライミング」の表紙になっているほど、素晴らしいピッチ。最後にあるので、上から懸垂下降してここだけトライしているずるい人がいた。
トポによると、このルートはシーズン中毎日誰かしらトライされているようだ。この日は例のずるいパーティーも含めると合計3パーティー。アプローチの労力を考えると、すごい人気ルートだと思う。
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最終ピッチを登り終わってひょっこり顔を出すと凄まじい風が吹き荒れていた。
寒いので、そそくさと帰ることにした。
前日のクライミングによる身体の疲労を引きずりながらの登攀だったが、帰幕して終わってみると充実して満足感だけが残った。
また、今回のツアーで絶対に登っておきたいルートの一本だったので、一仕事終えたというホッとした気分だった。

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by kaitin-yusei | 2015-10-17 13:00 | アメリカツアー2015

Gold Finger(5.12a)オンサイト (7月16日)

7月14日
一旦トーラミを出て、マンモスレイクまで降りることにする。
トーラミロッジのシャワーで8日分のアカを落とす。
マンモスレイクのキャンプ場を見学する。アメリカの面白いと思うところは、町のど真ん中にキャンプ場があることだ。道路そばのキャンプサイトは少々音が気になるが、中に入ってしまえばヨセミテのような多くの松に囲まれた静かなキャンプ場となる。
ちょっとした事情により、ビショップまで降りることにする。ビショップの町のはずれにあるホートンクリークキャンプ場に居を構えることにした。荒涼とした大地と、シエラネバダの山々が夕焼けに染まる景色は、思わず息を呑むほど美しかった。

ホートンクリークキャンプ場
(写真提供先輩)
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7月15日
休養日。
この日のビショップは酷暑だったといっても過言ではないと思う。とても日向にはいられなかった。
無料のWiFiが飛んでいる公園で、ネットをして過ごす。スーパーマーケットのボンズで買い物を済ませて、我が家(ホートンクリークキャンプ場)に帰宅する。

7月16日 Phobos Deimos Cliff
ビショップから再びトーラミへ。
国立公園ゲートの手前にあるタイオガレイクキャンプ場のサイトを押さえてから(親切な方が、一日早く切り上げるからと譲ってくれた)、再びフォボス・ダイモスクリフへ。
先日登れなかったPhobos(5.9 3P)を登る。
Phobosも少しオーバーハングしており、ワイドハンドぎみで奮闘的なルートだった。アメリカ人にはちょうどよいサイズかもしれないが・・・。
クラックの5.9、5.10aが精一杯という人は、キャメロット#4、#5を2セット持参した方がよいと思う。
岩壁を登りきって、徒歩で下降する。

Phobos 2ピッチ目
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Phobos登攀後
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続いて、私がトライしたいと思ったショートルート、「Gold finger(5.12a)」を日が陰るのを待って登る。
核心はどうやら右上がりのフィンガークラックのようだが、ルートは非常に長くあなどれない。一番使うであろうエイリアンの赤、黄色、緑は3セット持っていった。
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ナッツも上手く使いながら核心に突入する。右上がりなので、右手は逆手であるが、左手は順手のロックでムーブを組み立てる。上手くロックするが、指深くには決まらない。
核心を越えることが出来てからも、消耗戦が繰り広げられる。トポには5.10と記載があるが体力とカムがどんどん減っていく。
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ほとんどカムを使い果たした頃、終了点がみえた。
オンサイト出来てしまった。
5.12台のオンサイトは初めてだった。
しかし、初めてこのルートを見た時何となく予感あった。よいクライミングが出来るのではないか・・・?と。
ジョシュアで登った頃から、相性の良いルートを見かけると、まるで恋をするかのような感覚を覚えるようになったのだ。それが今回もあった。
下降は70mロープでは足りなかった。ロープを継ぎ足してもらい、下降した。

その後、先輩がBlues Riff(5.11b 3P)をトライするので、私は今度フォローで登る。
先程のクライミングで出し尽くしたようで、精彩を欠いた、というより必死のクライミングだった。
先輩は完登した。先日同様2P登り懸垂下降した。
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初めての5.12台のオンサイトといい、非常に充実した一日だった。

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by kaitin-yusei | 2015-10-15 22:31 | アメリカツアー2015

OZ(5.10d 4P)~Hobbit Book(5.7R 4P) (7月13日)

この日から、本格的に目標としているマルチピッチルートを登ることになる。

13日の計画は、Drug DomeのOZ(5.10d 4P)を登り、登りきるとMariuolimne Domeの基部に着くので、その岩壁のルートHobbit Book(5.7R 4P)を継続して登るというもの。
広めのダートの駐車場に車を置いてから、徒歩20分程度。トポには10分と書いてある。
OZはすべて私がリード。
以下は(ちょっと今更であるが)ネタばれも含まれるので、今後登る予定があり且つオンサイトを狙う方は読み飛ばして欲しいと思います。

Drug Domeを見上げる。左側にあるコーナーが3P目の美しいコーナークラック
(写真提供先輩)
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1P目(5.10a)。出だしの5.10aのムーブは少々悪い上に、ラインが分かりづらい。出だしで少々時間をとられる。
(写真提供先輩)
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2P目(5.10d)、核心のピッチ。核心はフェイスのような、スラブのような感じの10dのクライミングが二箇所ある。前半の10dは少し悩んだが無事突破したものの、後半の10dは見ただけでは良く分からなかった。何度もホールドを触っているうちに、トポに書いてある情報を思い出しそれを実行する。すると、越えることが出来た。
(写真提供先輩)
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3P目(5.10c)は取り付きからも良く見える、非常に美しいコーナークラック。ヨセミテ風な奮闘的クラック、というわけではないが、何だか見た目ほど簡単ではなかったという感想だった。キャメの0.75番を沢山持っていけとトポに書いてあるが、どちらかというと0.5番をもっと欲しかったかな?と思った。
(写真提供先輩)
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次のピッチで、Gram Traverse(5.10d)というオマケピッチを楽しむか、通常のピッチにゆくかを選べる。
我々は少々これまでのピッチで満足してしまったし、次も控えているのでGram Traverseは諦めることにした。

4P目(5.10a)。あ~あ、核心は越えたし、Gram Traverseも行かないことになったので、あとは楽勝だな・・・と思っていたら、このピッチも案外悪かった(苦笑)。5.10aのトラバースはスパイス効いているし、そのあとはクライミング自体は簡単なものの、ルートファインディングに頭をよく使います。
ビレイをして簡単なクライミングをこなすと、クライミングは終了となる。少し歩くとDrug Domeの山頂。
(写真提供先輩)
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ここからMariuolimne DomeのHobbit Book(5.7R 4P)を目指す。記録をとっていないので詳細は不確かであるが、取り付きまで30分程度だと思う。Mariuolimne Domeの基部のさらに下は規模のある大スラブであり、それをトラバースするのはかなりのプレッシャーがある。4thクラスのクライミングが続く。

Hobbit Bookはすべてのピッチで先輩リード。そのグレードの通りクライミング自体は難しくない。しかし、3P目のフェイスにおいてはボルトが一本しかなく、20m近くランナウトする。長く、困難を伴うアプローチ、ランナウトを含む登攀と、アルパイン的要素が強い。(トポにもそのようなことが書いてある。)でもOZから繋げると充実して楽しいクライミングが出来ると思います。トポによるとOZとこのルートを繋げて登る人は多いらしい。
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Hobbit Bookを登り終えるとそこは頂上付近だった。頂上は360°の素晴らしい景色。遠くハーフドームも見える。雷が鳴っている時はここは避雷針と同じになるが、その心配はなかった。
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下降はちょっと分かりづらい。無事OZのアプローチの道に合流し帰ることが出来た。

この二本のルートは北面にあるので、午後太陽が当たりだすまでは非常に寒い。防寒対策はしっかりとした方が良い。しかし、のちに登るインクレディブルハルクと比べれば、まだまだ暖かいと言えるだろうな・・・(笑)

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by kaitin-yusei | 2015-09-29 23:31 | アメリカツアー2015

Phobos/Deimos Cliff (7月12日)

車をダートの路肩駐車場に置いてから、急な登りを30分ほど。
この日の計画は、Blues Riff(5.11b 3P)というルートを2Pまで登り、懸垂下降。そして、Phobos(5.9 3P)を登るという二段構えであった。

Blues Riff(5.11b 3P)を登るクライマー(写真提供先輩)
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Blues Riffは、2Pとも私がリード担当である。このルート、トーラミのベストクラックの一つであるとガイドブックに絶賛されている。
1P目は5.10c。
出だしにエイリアンの赤を決め、変な位置にあるボルトにクリップしないでガストンムーブの連発するハング越えをしようとする。しかし、ちょっと怖かったので、一旦クライムダウンする。
落ち着いてもう一度トライ。今度は私のリーチ(身長173cm、横リーチ168cm)でぎりぎり届いてボルトにクリップする。そうすれば不思議なもので、落ちても大丈夫と思えばハングを越えられた。
あとは簡単なクラックを登ると地面から15mほどでビレイ点だ。

1P目の核心のハング越えをしている先輩
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2P目、5.11b
核心を越えると5.10cの「enduro 」レイバックとハンドクラック。この手の延々系クラックにはとりあえず慣れている(散々酷い目にあったともいえる笑)ので、問題は5.11bの核心。
ルート図を見て、そして実際のルートを見ていると、その核心の短さに辟易した。この素晴らしいルートを何とかオンサイトしたい。しかし、この短さの5.11bのクラックであると、非常に難しいと分析せざるをえなかった。
と、散々悶々としたあとにトライした。
核心手前でレストしながら核心を観察し、ムーブを組み立てる。割に効きのよさそうなフィンガークラックだなと思う。エイリアンの黄色を決めて一気に突っ込む。読みはばっちりだった。トラバースは拍子抜けするほどのガバ。
そして延々レイバックとハンド。90°よりも少し前傾しており、奮闘的だった。少しずつ消耗していく。しかし、核心は越えられたので意地でも落ちたくはない。
無事終了点まで到着し、フォローのビレイにはいる。何とも言えぬ、至福なひと時だった。
60m二本で取り付きまで懸垂下降。

2P目を登る前の精神状態が良く現れているようで面白い(笑)
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5.11b核心を登っているところ
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結構傾斜あるのだなあと
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Phobosの先行パーティー待ちをしている時にヒマだったので撮った(んだったけ?)。
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結局、Phobosは登っているパーティーがいて、時間がかかりそうだったので登るのを断念した。ガイドブックにも素晴らしいルートであるという内容のことが延々書いてあるくらいなので、ちょっと残念だった。
by kaitin-yusei | 2015-09-15 23:18 | アメリカツアー2015

Cookie Cliff (7月11日)

朝から晴れている。雨の周期から脱したようだ。
再びクッキークリフへ。前日と違い気温は高いので、日陰のうちにOuter Limits(5.10c)を登る。
その後、Cookie Monster(5.12a)を登ってみるが、こちらはテンションしてしまう。二回目に完登。二年前と同じだ。
最後にCatchy(5.10d)を。
今回トライしたルートは二年前に登っているものばかりだが、このルートだけは、どんなルートだったか全く覚えていなかった。改めて登ってみると、本当に素晴らしいルートだった。
気温は高く、とても日向では登れないような状態であったが、この岩場は色々な方角にルートが向いているので、選べば十分快適な状態で登ることが出来ると思う。

ここCookie Cliff では登っていないルートがたくさんある。Harddの2ピッチ目やCatchyの2ピッチ目、ナビスコウォールなども登ってみたい。出来れば、オンサイトで。
結局、今回のツアーでバレーにおいて登るのはこの日が最後となってしまった。しかしまたいつか、バレーを中心に登ることがあれば、再びクッキーでも登りたいと思った。

(レストの日も含め)貴重なバレーでの三日間だった。


Cookie Monster(5.12a)を登るちゃおべん丸(写真提供先輩)
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Cookie Monster(5.12a) (写真提供先輩)
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対岸のElephant Rock
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by kaitin-yusei | 2015-09-14 23:00 | アメリカツアー2015

Cookie Cliff (7月10日) Red Zinger(5.11d) オンサイト

7月9日 雨
未明から雨。昼頃に一旦雨が上がるが、再び降ってくる。それからずっと夜まで降り続けた。気温は低く、かなり寒かった。夕食はテントのなかで囲んだ。


7月10日
10日も雨が残っている。気温は低い。
気晴らしもかねて、バレーにゆく。カリービレッジの談話室でネットをして過ごす。
15時頃にようやくパラパラ降っていた雨が止んだので、クッキークリフに登りに行くことにした。
トーラミより1000m標高の低いバレー・クッキークリフにおいても、涼しい。
5.9でアップをしていると、時折雨がぱらつく。隣にあるRed Zinger(5.11d)を眺める。このルートは初めてクッキークリフを訪れた二年前から気になっていた。
今回、眺めていると素晴らしいクライミングが出来るのではないかという予感がした。雨が降ってきて帰るべきかと思っても、登ってみたいという気持ちを断つことは出来なかった。

トライしてみる。
このルートの核心はフィンガークラックだ。核心に入る手前で落ち着いてルートを観察する。ムーブを組み立てて、ほぼ読み通りに通過することが出来た。オンサイトすることが出来た。かなり消耗はしたが、少し余裕があったかもしれない。
雨で停滞するはめになり、三日ぶりにクライミングすることの出来た喜びと、このルートをオンサイト出来たことで本当にうれしかった。クラックにおいて5.11dのオンサイトは初めてだった。
帰る頃には晴れていた。


ルートの写真はありません。ごめんなさい!かわりにクッキー全景
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by kaitin-yusei | 2015-09-13 23:58 | アメリカツアー2015

Puppy Dome (7月8日) 

Sさんご夫妻を見送ってから、私たちもキャンプ場を移動する。
クレーンフラットからトーラミメドウ方面へ行く途中、ポーキュパイン(Porcupine)キャンプ場に決める。水はないが、一泊一サイト$12で安い。またクレーンフラットと違い、車をサイトのなかに乗り入れられるのが便利だ。他のホワイトウルフ($18 水なし)も同様だ。両者は基本的に予約制ではなく、ポストにお金をいれ、サイトの番号に専用の紙をぶらさげる。

落ち着いてから、Puppy Domeへ登りに行く。トーラミメドウのウィルダネス・パーミットセンターの駐車場から徒歩5分かからない程度。
キャンプ場ではそこそこ天気は良かったのだが、トーラミに向かうと暗い雨雲が待っていた。駐車場に着くと雷とともにぽつぽつと雨が降ってくる。

ピーター・クロフトがオンサイトフリーソロをしたという5.12aや、面白そうな5.11cがあるので是非登りたかったが、天気がすこぶる悪いので登らず帰ることにした。
帰りにビジターセンターに寄り天気予報を確認すると、2,3日は雨予報となっていた。
タイミング悪く、キャンプ場代は既に何日間分を支払っていたのでヨセミテから脱出出来ない。
テントの中でおとなしくするしかなかった。


Do or Fly(5.11c)
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by kaitin-yusei | 2015-09-11 19:04 | アメリカツアー2015

Olmsted Canyon ~Tuolumne入り~ (7月6日)

6日、一旦ビショップを離れ、ヨセミテ・トーラミに向かう。
国道395号線をひたすら北上する。一時間強でヨセミテ東側の麓の町であるLee Viningに到着する。ここでガソリンを給油するが、トーラミのスタンドとあまり値段は変わらなかった。州道120号線をひたすら上がる。
国立公園のゲートで渋滞が発生している。フリーパスを持っている人は優先的に入場している。私たちも年間フリーパスを購入した。ここの通過に余計に20~30分はかかったかも。
途中お昼御飯休憩をはさみ、Olmsted Point(ここから逆向きのハーフドーム、つまりヨセミテバレーからみると向こう側からのハーフドームが見える)から0.4マイル(約0.6km)進んだ右側の舗装された駐車スペース(Turn Out)に車を止める。
Olmsted Canyon というショートルートの岩場で登る。

Olmsted Canyon (写真提供先輩)
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広大な岩盤を歩く(写真提供先輩)
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Ivory Tower Center(5.10a)
10mほど。狭いハンドから広いハンドのクラック。
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Ivory Tower Left(5.8)
これも10mくらい。ここの岩場の大抵のルートは短い。
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Tide Line(5.11a) (写真提供先輩)
五つ星。トーラミの最も素晴らしいルートの一つとガイドブックに書いてある。これをオンサイト出来たことは嬉しかった。
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他にもLord Caffeine(5.10d)が五つ星のルート。見るからに素晴らしいルートだった。こちらは残念ながら今回登る機会がなかったので、いつか登ってみたいと思う。
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登り終わった後、クレーンフラットキャンプ場に向かう。ビショップで知り合ったS夫妻の予約してあるサイトにお邪魔した。
翌7日、晴れていたが疲れを感じたのでレストにする。ヨセミテバレーに遊びに行く。2年ぶりの訪問だ。
ビレッジストアで買い出しをして帰幕する。これからヨセミテは悪天に突入する。この日をレストにしたことを、あとで猛烈に後悔するのだった。
by kaitin-yusei | 2015-09-08 23:07 | アメリカツアー2015


フリークライミングインストラクター・橋本明のブログです。日々のクライミングやスクールの模様を書いています。


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屋号 ちゃおべん丸
名前  橋本 明

【公社 日本山岳ガイド協会】フリークライミングインストラクタ―
法政大学体育会山岳部コーチ



主な登れたルート
【スポートクライミング】
惊雷(5.14a)
Lightning(5.13d)
Gin&Tonic(5.13c)
門前払い(5.13b)
スティングレイ(5.13b)
四国第二国道(5.13b)
シンデレラボーイ(5.13a/b)
虎の穴(5.13a)
カリスマ(5.13a)
デジタルモザイク(5.13a)
ケレンジ(5.13a)
青島啤酒(5.13a)
One Love(5.13a)

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叮咚(5.12)
The Reckoning(5.12c)
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